2014年11月21日金曜日

新幹線鉄道網の整備について(私見)

№188

整備新幹線事業計画、金利見通し下げ 国交省【日経新聞電子版から】

「国土交通省が整備新幹線の事業計画の前提となる借入金利の見積もりを低めに

修正したことが分かった。現在は一律2%だが、2015~19年度は1.0%に改めた。

利払い費が減る分、整備新幹線の前倒し開業に必要な財源も減る。足元の長期

金利は0.4%台まで下がっており「金利低下を映した」と国交省は説明する。日銀の

相次ぐ金融緩和をテコに政府が公共事業を前倒しする面もある。」

以下ソースhttp://www.nikkei.com/article/DGXLASGC20H1X_Q4A121C1EE8000/

個人的には、現在事業中の北海道北陸九州(長崎ルート)の三路線については、

いずれも早期に開業出来るなら、それに越したことはないと思う。北陸の敦賀

―新大阪と、更に言うなら異論も多いのは百も承知だが長崎ルートの新鳥栖―

武雄温泉の区間もフル規格で結ぶべきだと考える。基本計画線も、「上下分離」

で、採算とか地域振興が期待出来る路線については逐次整備していくべきだ。

「新幹線」は同等の高速鉄道の規格でのネットワークが繋がって初めて国土全体

での効用が期待出来る性質のものだと思うからだ。もちろん、仮に札幌から鹿児島

まで標準軌のレール一本で繋がって、50/60HZ両対応で、山岳区間にも曲線にも

寒冷地にも適合するスーパー車輌が走ったとしても、同区間の航空のシェアは揺る

がないだろうけれど、中距離の路線はどんどんとってかわられているので、各空港

の発着キャパには余裕が出来ることになる(赤字で廃港になる可能性も...)。

あと、東海道新幹線開業当初からある貨物新幹線構想も、トラックドライバーの

不足が叫ばれる昨今、再考の余地は十分あると思われる。つまるところ、徒歩、

自転車、自家用車、タクシー、バス、鉄軌道、航空、船舶等私的交通機関から

公共交通機関まで、それぞれの役割分担と、競合もあっていいけれど相互補完的

関係の構築がなされれば一番なのだが現状は必ずしもそうなっていないと感じる。

道路偏重。自家用車偏重。これが、その他の機関にも適切にモーダルシフトされて

いくような政策の推進が叫ばれて久しいが、もう一歩、いつも言っているけれど財源の

大胆な再配分にまで踏み込んだものが欲しい。

今回もまとまらないいまま終わり。気が向けば書き直したい。








鉄道


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