№191
映像、音声、文書、数値その他諸々のデータで保管出来さえすれば、ネット上に
公開して全世界で共有出来る。これは私が幼少期、青年期を過ごした20世紀と
は明らかに異なるところだ。当時、こうなるであろうと示されたレトロフューチャー
は基本的に薔薇色だった。これとかも色々とすごい(おそらく近年であろう、そういう
未来像を皮肉ったこんなのも出回ってたけれど;)。今思いつく物だけ列挙しても、
エアカー、チューブトレイン(チューブは透明)、銀色のボディスーツ、自宅でのTV
授業、宇宙食のようなペレットまたはチューブ形式の日常食、人間洗濯機、腕時計
型通信機(開くとモニターに相手の顔が映る←ウルトラ警備隊ですね)などなど。
うーんどれ一つとして実現していない。もちろん、携帯情報端末(ポケベル→携帯、
PHS→スマホ)だとか、一応実用化された常伝導もしくは実用化試験中の超伝導
リニアモーターカー(JR倒壊のアレとかHSSTとかリニモとか)、エコカー(低排出
ガス車、ハイブリッドカー、電気自動車)などは十分浸透しているのかもしれない。
でもやはり何か足並みをそろえて物事が一斉に変わるというのは中々ないのだな
と。江戸→明治の変化はドラスティックだったろうことは想像に難くないし、当時の
人々は激動の中、辛いことも一杯あっただろうが、文明開化に肌で触れ、将来への
希望も持てただろうとは思う。今望むらくは、より多くの日本国民が幸せと実感出来
る社会の構築だ。もちろんそのためには、技術だけでなく、国内外の政治、経済、
文化等様々な分野で乗り越えるべき課題がある。避けて通れない禁忌とされた
ものにも正面から立ち向かわねばならない。知らなければそれで済ませられていた
ことにも知ってしまった以上は後戻りはできないのだ(参考:ゼイリブ)。
新旧の社会構造が入り混じり、情報発信がマスコミだけの専売特許でなくなった
現代にあっては、守ろうとする権威、権益を持つ者と、本来あるべき社会秩序に
ついて、素朴な疑問を抱き、歪な不当利得を糺そうとする市井の人々の間に対立も
起き、紛糾もしていくだろう(現在進行形)。
私もいい歳になってしまったが、自分を騙して偽りの日常に対峙することに限界
を感じている。偽善と愚昧、表では綺麗事を言いながら、裏では他人の誹謗中傷に
あけくれる救いようのない輩に接し続けてきたことで、逆に方向性が見えてきた。
別次元での戦いを、真に世のため人のためになれるような活躍ができる場を
求めているのだ。但し具体的な手法は引き続き模索中である。
想像していなかった「快適な未来」の中に「ネット環境」がある。様々な著作物に
触れる以上は、著作権とか、色々な整理が必要だろうけれど、それを削除依頼とか
のネガティブな形ではなく、うまくクリアできたコンテンツには「次の展開」「展望」
があるのではないかと思う。とりあえず今はありがたく享受させていただく。
【スターウォーズ サウンドトラック】
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