№0157
確か第1作と“2”は、劇場へ足を運んだ。日本では1988年(昭和63年)2月
公開とあるから、私が1浪後晴れて大学生になり、京都とは名ばかりの田舎で
一人暮らしを始めて1年近くが過ぎようとした頃のことになる。多分四条河原町
あたりの劇場で観たのだろうがあまり憶えていない。でも、ずっと後に本作のLDは
中古(100円?)で入手した。
ポール・バーホーベンのキ●ガイっぷりが良い意味で遺憾なく発揮された作品
(でも最近見返すと、ラスト前にオムニ社の命令で、本来同僚であるはずの警官
たちから一斉射撃されるあたりのくだりがやや冗長な気がしないでもない)。全篇
に渡るバイオレンス描写の凄まじさもさることながら、ロボコップとなった(なり
はてた)マーフィーが、空家となった我が家を訪れ、家族を回想するシーンがいつ
観ても泣ける。
元ネタは当時からよく囁かれていたロボット刑事ではなく、宇宙刑事ギャバンのようだ
(wiki)。前者は結構観てたけれど、後者にはなじみがない。
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