2014年12月6日土曜日

重戦機エルガイム / heavy metal (= Heavy Fighting Machine) L-Gaim

№0202
モーターヘッドヘビーメタル



【A級】

エルガイムL-GAIM)144、100、HG

アモンデュール「スタック」Amonduul[Stack])GK(頭部、バインダー)改パ

エルガイムMk-IIL-GAIM Mark-II)144、100、R3

ヌーベル・ディザード(クルツ・テンプル)Nouvelle D-Seerd/Klutz Temple)144

バッシュBat-Shu)144、専用バスターランチャー(GK)

アトールA.Taul)HG

アトールV・マクトミンビルドA.Taul V McTomin Build)HG(旧各キットと組み合わせ)

グルーンG.Roon)144

アシュラ・テンプルAshura Temple)144

カルバリー・テンプルCalvary Temple)/ヘルミーネ(Hellmeene←これ1体のみオリジナル?

オージェAuge)144、100


【B級】

ディザードD-Seerd)/マスエル144

グライアGreia)144

グライアノーダGreia Norda

スペース・グライアSpace Greia

バルブドBal-Bud)144

バルブド・カイゼスBal-Bud Kayzess

アローンAlone)144

軍用アローン

民間用アローン

ミズン・アローン

スペース・アローン(ゴロンゴ)Space Alone "Grongo"

ベアズBeas

パードナPerddner


【オリジナル】

ガイラムGayrahm

オリジナル・オージェAug/Original Auge)HG

ゴンドラGondola

エンパー・テンプルEmper Temple

ブラッド・テンプルBlood Temple

※右側に、私の記憶している範囲でインジェクションキット化について記してみた。144→旧1/144、100→旧1/100、HG→ハイグレード(1/144)、R3→アルボットボリューション(1/100)、GK→ガレージキット(Bクラブ)で思い出せるもの。多分海洋堂とかの大手GKメーカーから色々出ていたとも思うが割愛。本放送時のキット化未達アイテムを曲がりなりにも補完したダンバイン(ビアレス、ライネック)や、R3ギャリアはともかくとして、本来ホビー事業部のすべき仕事をトイ事業部がフォローしてくれたザブングル(1/144ブラッカリー、ドラン、ブラン、レッグ、ホッグ)と比較すると、不遇な環境だと感じる。せめてHGHMのラインナップにあと数種(Mk‐Ⅱ、ガイラム、カルバリーテンプル)、またはR3でMK-Ⅰが発売されていたらもう少し体裁も整ったのにとは思う。CテンはROBOT魂が出ていたけれど。あと、念願の設定稿版バスターランチャー(バッシュ付...違;)も。








BGM


この人のメカデザインは一種独特というか、本人も自認されておられる節があるが、メカニックというよりファッションデザインの類の感性というか特性を強く感じる。しかし同時に「何故そうなるのか?」といったエクスキューズもしっかり押さえて機能美を追及しているようにも見える。「銀河漂流バイファム」「巨神ゴーグ」でのサブメカデザインを経て本作でのメインキャラおよびメカデザイン、あと実質的な物語背景まで一人で担うという大役を果たした。だが、個人的に言うと私はこの作品が嫌いである。ザブングルダンバイン>エルガイムと序列をつけてもいい。またはスタジオ違いでバイファムボトムズゴーグ>エルガイムとしてもいい。トミノ御大が若手に自由にやらせたと言えば聞こえはいいが、実態は放縦であった。背景を早く動かせば躍動感が出せると勘違いしているのか安易に多用するバック(星空とか)の過剰な移動とセル画の極端な中抜き(この悪弊は後番組のZにもそのまま引き継がれた)、キャラクターの少女漫画チックで軽薄な動かし方、など元々の設定は悪くないのに、それをぶち壊しにする惜し過ぎる作風が嫌でしょうがなかった。しかし裏設定はまさに厨二病世代に直撃の緻密さだったので、そちらにはがっつり食いつけた。番組終盤頃に角川書店から発売された濃いムックの数々にもやられた。膨大な「裏設定」ありきの作品は「ガンダム」もそうであったのだが、「ガンダム」が世界観全般にわたるものであったのに対して「エルガイム」のそれは「ヘビーメタル」という対象に対する偏愛の域に入り、かつ暴走していたように思う。後年のF・S・Sのコミックで氏の描きたかった世界観は花開いたが、ストーリー展開等含めて独りよがりの部分も多々見受けられたように感じた。
むしろ彼の才能は三題小咄のように条件を限定した中で、デザインワークをすることで、最適化されるのではないかと思える。Zガンダムの「リックディアス」「ガルバルディβ」「ハンブラビ」「キュベレイ」いずれも彼なりに「モビルスーツ」とは?を考えた末に創作されたデザインなので、藤田某とか岡本某のわけのわからない代物と同列には語れない。それぞれの劇中での扱われ方はさておき、どれも好きなメカである。
でも、雑誌とかの露出も多い同氏だが、そのエキセントリックというか自己顕示欲の極大化されているであろう性格は苦手だ。アーティストとして尊敬はするけれど、お近づきにはなりたくない方だと思う。


オマケ






カラオケ
MIO
鮎川麻弥

機動戦士Zガンダム




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