2014年12月20日土曜日

鉄軌道系交通同士の結節改善事例(のごく一部)

№0211

前に鉄道路線の延伸や他交通機関とのリンクについて述べたが、今回は鉄道同士の結節改善の観点からの改善事例を数例取り上げてみたい。本来なら乗り換えを伴わない直通がより良いサービスであるのは間違いないが、乗り換えポイントの新設もそれに準ずる効果が期待出来ると考えられる。事例が西日本に偏っているのはいつものことなのでご容赦願いたい。

①名鉄小牧線と名古屋市営地下鉄上飯田線を結ぶ路線(上飯田連絡線)の建設と相互乗り入れ運転の開始。

②京阪鴨東線(京阪三条―出町柳)の開通による、京阪本線と叡山電鉄との接続。これにより叡電の収支は劇的に改善した。京都市電の廃止以来、陸の孤島路線だったことを考えれば当然の帰結かもしれない。

③京都市営地下鉄東西線の二条―太秦天神川延伸開業京福電鉄嵐山本線側への新駅設置による結節。元々、嵐電本線の西院駅で阪急京都線と乗り換え
出来ていたが、それに加えて当箇所が加わった。個人的には地下鉄の東側の京阪京津線と同様の相互乗り入れがあれば便利だったのにと思わないでもなかったが、旧車両の風情と嵐電沿線の車窓の情緒とかを考えると、これで良かったのかもしれない。

④JR山陽本線と広島新交通1号線(アストラムライン、新交通システム)の接続駅(新白島)設置(工事中)。元々大町駅でJR可部線とは乗り換え出来ていたが、この新駅の開業により、山陽本線沿線から紙屋町、本通り方面へのアクセスが良くなる見込み。


北九州都市高速鉄道(モノレール)の平和通駅(元のモノレール小倉駅)から小倉駅への乗り入れ。やはり収支は大幅に改善された。

⑥福岡市営地下鉄七隈線の天神南から博多駅までの延伸(現在工事中)。




※思いつく都度加除訂正、リンク等挿入予定。

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鉄道

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