2014年12月19日金曜日

桜多吾作先生について

№0209
グレートマジンガー

前にチラッと触れさせていただいたが、小学校低学年時代に、訳が分からないなり

にも、ヒーローものの体裁を借りつつ独自の世界観を展開しまくる桜多先生の魅力

にとりつかれたものだ。確か初めて読んだのは、近所で私より2学年下だったが

何故か気が合ってよく遊んでいたM君の家で「冒険王」を読んだのが初めだった

と思う。「ヤヌス侯爵」初登場&「暗黒大将軍」の最期の話だった。非常にテンポ

の良いストーリー展開で、ラストの大将軍直々の出陣とグレートを圧倒しまくる

迫力は本気で怖かった。

そしてこの人の作品への注目が生まれ秋田書店の「大長編SFコミック」を購入

したのだった。2巻を最初に買ったと思う。

詳しい内容はこちら↓の方のブログが大変詳しかったので引用させていただく。

テレビが本家とわかっていても、桜多版を読んだ後で観ると、ヌルくてしょうがなかった。本末転倒ではあるが致し方ない。



ただ、OPEDのテンポの良さは今観てもいいと思う。肝心の本編がダルい
...っていうのはゲッターも同じか;
あと劇場版の「マジンガーZ対暗黒大将軍」は珠玉の名作。


上記のグレートは、当時書店で容易に入手出来たが、前作のマジンガーZは、裏帯

とかのリストにはあるものの、どこの書店に行っても現物が置いていなかった。

それでも何故か秋田書店の1,2巻は持っていた。今考えると、取り寄せ注文すれば

よかったのだろうが、そこまで知恵が回らなかった。結局通しで読めたのは双葉社

版が初めてだった。


やはり桜多ワールドの独自展開ミケーネの続編とかベガ大王がズリルの謀反で

謀殺されたり、円盤獣のフリード星人が正気に戻って味方になったりと、こだわり

のある氏の姿勢がよく表われている。宇門博士がテレビのダンディなおじさまとは

別人の泥臭いオヤジ(というかグロイザーXの飛島博士そのまま)だったり、兜甲児が

エロエロの三枚目だったり(これはZ本編の時も同じか。結局桜多版で甲児が一番

まともだったのはグレートの時だった気がする;)とかも桜多先生らしい。

秋田書店版は1巻だけ持っていた。双葉社版で初めて全篇読んだが、後半に行くほど

作画が荒れてくるのが惜しい。


【ゲッターロボ&

小学3年生?連載のもの。学年誌なのでページ数自体は少なめだが、各話とも

よくまとめられている。長らくコミックス自体未発売だったが、大都社の英断で

ゲッターロボ大決戦」「決戦!ゲッターロボG」の2冊に収録される。でも肝心の

ムサシの最期の回が収録されていないのが返す返すも残念。



テレビランドで連載。当初は他のコミカライズ同様、ハードな展開だったが、途中

から何故か絵物語に変わり、挙句にギャグマンガになる。石森章太郎の「秘密戦隊

ゴレンジャー」→「ゴレンジャーごっこ」といい、何か当時のトレンドだったのだろうか。

自分はそういうのはちょっと嫌だった。


【マッハSOS】

今あらためて通しで読んでみたいとも思うが、ま●だ●けで見かけたセット本は大人の

自分からしても目の玉の飛び出るような値段で二の足を踏んでしまった。


【釣りバカ大将】

未読。氏の釣り好きはまんが秘宝「ぶっちぎりヒーロー道」のインタビュー記事を読んで知った。


【ゆきべえ】

記憶が曖昧。オゲレツ?ハレンチ系?学年誌?


【】




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