№0112
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若かりし頃(20代半ば)、この車に乗っていた。残念ながらアバルトではない。
ジュニアという区分けだったが、外観上はほとんど変わらなかったと思う。本当
は、赤のアバルトが欲しかったけど、当時近所の中古車屋を色々探しても見つ
からなかったので妥協した。が、結果的には色々と楽しい思い出作りが出来た。
神戸や徳島までも、この車で遠出したものだ。
でも実は初めてのマイカーがこの車だったというのも思い返せば無謀だった。
いや、イタ車(痛車じゃないよ、伊太利車)はよく壊れるし、メンテナンスが大変
という前評判は重々承知で買ったつもりだけど、想像を超えた凄さだった。
思い出せることを箇条書きにしてみる。
○エアコンが付いていない⇒勿論覚悟の上で買ったんだけど夏場はタオル必須だった。仕様として、運転席と助手席のフロントよりに曇り止め防止の三角窓があったのがカワイかった。アバルトには付いていたように思うが、故障の原因にもなるようなので寧ろない方がいいというような話も耳にした。
○造作が脆い⇒運転席のドアの内側の握り手に肘をかけたら「バキッ」ですよ!プラモデルか!?でも、それで不思議と愛着が湧いてくるというか、イタリア人が作ったモノだからしょうがないか(失礼)とか思えて許せてしまった。
○アイドリングしない⇒交差点の赤信号で止まるとエンジンも止まる!なので慌ててイグニッションキーを回し直し、少しだけアクセルを踏み込んで調整していた。尤も、乗り続けてぶん回してるうちにエンジンの調子が良くなったのか、1年後にはこの症状はなくなった。
○ワイパーの動作⇒雨が降る→ワイパーON→雨が止む→ワイパーOFF...OFF?あれ?確かに切ってるんだけどワイパーの動きが止まらない。で、数十分走るといつの間にか止まる。中古車屋曰く「ああ、漏電してるんでしょう。元々雨の少ない国の車ですからねー。電気系は特に弱いんですよ」...そうなのか Σ(゚д゚;)
○走行中にマフラーが落ちる⇒買ってから1ヶ月もしない時期だったと思う。ゴトンと音がしてもの凄い騒音が出てビビった;流石に買ったところの中古車屋が無償で新しいのを取り付けてくれた。
○いきなりエンジンが切れる⇒原因は上のワイパーと同じ電気系の接触不良とかだったとおもう。なんやかんやで3年くらいは乗ってたけれど少なくとも3回はあったと思う。JAFを呼んだり、近くの車屋に飛び込んだけど外車は診ないと断られたり、まあ色々だった;でも幸い高速とか走行中でなくて本当に良かった (*´ο`*)=3 と、思っていたら...
○タイヤがバースト⇒山陽自動車道を走行中でしたよ (||゚Д゚) その頃は、まだ携帯電話も普及してなくて、高速に設置してある非常電話も近くになくて、仕方なく路肩の塀を乗り越えて、近くの民家に電話を借りに行ったり...。でもこれは過積載(引っ越しの荷物を積めるだけ積んでた)と、買ったときからそうだったみたいだけど、タイヤというかホイールごとオーバーサイズだったらしくて、まあ自己責任の範疇なのだろう ( ´△`)
まだまだいっぱいあるけど、上に自分が書き出した内容だけ眺め返してみても、よく生きていたなと (;´ρ`) 実際、楽しかったという印象の方が苦労よりもずっと勝っている。「若さゆえのなんとか」を、今では肯定できるけど、色々と死線をくぐる(?)体験も経てきたことを考えれば、今の逆境とか、実は「どうということはない」のかもしれない。
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