№0025
前にこのブログで書いたフランス旅行についてだが、補足がある。実はフランスはオプションで、メインはイギリスだったのだ。英仏間の移動はドーバー海峡の
底を通って約3時間でロンドンとパリを結ぶ特急「ユーロスター」を利用した。駅
はそのまま国境であり、パリ・ノルド駅で、肩から自動小銃を下げた兵士が警
備しているのには軽くショックを受けたものだ。
ロンドンの伝統ある町並みと湖水地方の風光明媚さは十分堪能させてもらった
が、食事は聞きしに勝る不味さだった。フランスには色々文句も言ったが、こと
食事に関しては完全にそちらに軍配を挙げたい。イギリスは確かにパブ自体
の雰囲気は悪くないし、料理も見た目はそんなに悪くはないんだが、なんという
かストイック過ぎて(味気なくて)受け付けなかった。列車の中で食べたフィッシ
ュ&チップスも油でギトギトの大味だった。唯一及第点だったのが、アフアヌー
ンティーとクリームスコーンくらいだろうか。逆に言えば食事以外の英国文化は
とても魅力的だった。では、何故そこで如何物食いの誹りを受けそうなハギス
(羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理)の話題を振る
のか?ネットでの評判も散々なようである。それはもう単に物珍しさからでしか
ない。私は変わり者且つチャレンジャーなので、くさやの干物や鮒鮨、シュール
ストレミング、ドリアン等々、死ぬまでに一度は食べてみたい迷物食品は結構
ある。ハギスは自分でも作れるらしいが、ググると福岡でも食べられる店がある
ようなので、機会があれば立ち寄ってみたいと思っている。
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