№0042
実は、この超有名な映画も「本邦初公開」の頃からその存在は知りながら未見の作品である(振り返ればそんなものばかりだ;)。しかし、当時ティーンエイジャ
ーだった私は、予告編を含めて本作の様々なパブリシティに接する機会の中で
色々な知識を与えてもらったと思う。例えば、余りに有名な冒頭のヘリコプター
の爆撃シーンにかかるBGMで、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」に触れ、
テーマソング(?)「ジ・エンド」によって「ドアーズ」を知った。また、言葉では知っ
ていたものの「ベトナム戦争」の雰囲気を、映像で見せてくれた(リアルとフィク
ションの差異はもちろんあるだろうけど)。フランシス・フォード・コッポラ監督の
名前を知ったのもこの時だったと思う。
なので、この作品も私の中では「いつかは通しで観てみたい」映画リストの殿堂
入りをしているのだ。あと、当時レンタルビデオ店で、2巻1セットという長さから
レンタルを挫折した「ディア・ハンター」にも、いつかチャレンジしてみたい。
振り返ってみると、自分で積極的に観たベトナム戦争題材映画はスタンリー・
キューブリック監督の「フルメタル・ジャケット」くらいということになる。前半の訓
練学校の「ハートマン軍曹のシゴキ」シーンがニコ動でイヤというほどネタにさ
れているので、ご存知の方も多いとは思うが、自分的には全篇メリハリのつい
た、同監督らしい佳作だと評価したい。未見の方はお試しあれ(高揚感とか爽
快感とは完全無縁だけど...)。
閑話休題、旧国鉄の末期に、おそらくは無許可だろうけど「時刻の黙示録」とい
う禁煙啓発ポスターが掲示されていた。この頃の国鉄は、跡は野となれの精神
なのか「踏切戦士シャダーン」だとかもうやりたい放題だった。それらをアサピー
(-@∀@)がネタにして記事を書いたり色々と混沌だったが、今となってはいい思
い出だ(?) CCRの「雨をみたかい(Have You Ever Seen the Rain?)」の顛末
もずっと後で知った。
‐追記‐
ベトナム戦争関係では、「グッドモーニング,ベトナム」という映画も観ていたこ
とを思い出した。こちらはなんとなく偽善臭を感じて好きになれなかった。
The Doors - The End
0 件のコメント:
コメントを投稿