2014年6月19日木曜日

地獄の黙示録 (Apocalypse Now)

№0042

実は、この超有名な映画も「本邦初公開」の頃からその存在は知りながら未見

の作品である(振り返ればそんなものばかりだ;)。しかし、当時ティーンエイジャ

ーだった私は、予告編を含めて本作の様々なパブリシティに接する機会の中で

色々な知識を与えてもらったと思う。例えば、余りに有名な冒頭のヘリコプター

の爆撃シーンにかかるBGMで、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」に触れ、

テーマソング(?)「ジ・エンド」によって「ドアーズ」を知った。また、言葉では知っ

ていたものの「ベトナム戦争」の雰囲気を、映像で見せてくれた(リアルとフィク

ションの差異はもちろんあるだろうけど)。フランシス・フォード・コッポラ監督の

名前を知ったのもこの時だったと思う。

なので、この作品も私の中では「いつかは通しで観てみたい」映画リストの殿堂

入りをしているのだ。あと、当時レンタルビデオ店で、2巻1セットという長さから

レンタルを挫折した「ディア・ハンター」にも、いつかチャレンジしてみたい。

振り返ってみると、自分で積極的に観たベトナム戦争題材映画はスタンリー・

キューブリック監督の「フルメタル・ジャケット」くらいということになる。前半の訓

練学校の「ハートマン軍曹のシゴキ」シーンがニコ動でイヤというほどネタにさ

れているので、ご存知の方も多いとは思うが、自分的には全篇メリハリのつい

た、同監督らしい佳作だと評価したい。未見の方はお試しあれ(高揚感とか爽

快感とは完全無縁だけど...)。

閑話休題、旧国鉄の末期に、おそらくは無許可だろうけど「時刻の黙示録」とい

う禁煙啓発ポスターが掲示されていた。この頃の国鉄は、跡は野となれの精神

なのか「踏切戦士シャダーン」だとかもうやりたい放題だった。それらをアサピー

(-@∀@)がネタにして記事を書いたり色々と混沌だったが、今となってはいい思

い出だ(?) CCRの「雨をみたかい(Have You Ever Seen the Rain?)」の顛末

もずっと後で知った。



‐追記‐

ベトナム戦争関係では、「グッドモーニング,ベトナム」という映画も観ていたこ

とを思い出した。こちらはなんとなく偽善臭を感じて好きになれなかった。


The Doors - The End










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