2015年8月31日月曜日

あなた次第

№456
八月に 別れを告げて 腹に力を

時々刻々あるがままの己と、それを取り巻く環境を冷静に見つめて、「男の戰い」を

継続していくのみである。

今がどんなに理不尽で、惨めであっても、それは愛する人たちや孫子の代までの

真の幸せを願って行動したが故に突き当たった壁なので、そのこと自体に悔いは

ない。ただ、巨悪がいまだにのさばっていることへの怒りや「わかってくれない

人たちへの絶望感、未だに説得すらできていない不甲斐ない自分への呵責、

無力感は常につきまとう。

私自身、過去の失敗に学び、その反省から言動と行動の両方で償いを続けてきた。

いまだにその時の自分と同じ「洗脳下」に留まり、諫言に耳を傾けてくれない人

達には、その他のことで尊敬や感謝、共感できるようないい人であればあるほど

奈落の底に落とされる心持になる。

だが、遠からず私や志を共にする方々の正しさが立証される時が来る。

いや、もうとっくに詳らかにはされているのだが、残念ながら少なからぬ数の人たちの

目が未だに覚めぬままなのだ。いや、本当はわかっているのに、気づかない振り

をしている者も少なからず見受けられる。大変残念なことだ。

真の悪に目を瞑るなら、どのようなおためごかしも聞けない。「凶悪犯罪の真犯人

の詭弁に同調したなら、その時点で「共犯者」にされてしまう。首肯できるわけが

なかろう。

誰の目にも「善悪の彼我」が明らかになったその時に「ああ、あんな酷い時代

もあったけれど、みんなの力で乗り越えられてよかったよ」と笑い合える状況であれば

それが一番なのだ。しかし万が一?ミスリードされるがままに夢遊病者のように

突き動かされた末に最悪の事態に陥った時の自身の責任に思いをいたしてもらいたい。

私は「それみたことか」などと言いはしないし、責めるつもりもない。それこそ

連帯責任」を甘受しよう。もう一度大きな地獄は経験済みだ。

しかし、過去の明らかな失敗は謙虚に反省され、二度と再び魑魅魍魎に魂を売った

者共の煽動に乗せられるままに、誇りある我が国の未来を作る大切な子供や孫達を、

狡猾残忍悪辣卑劣な侵略者の魔の手に晒すような愚かな判断をされることのないよう

には伏してお願いする。

日本の未来」も「世界の運命」も、本当に「あなた次第」なのだ。



新世紀エヴァンゲリオン

2015年8月30日日曜日

九州を巡る旅

№455
例の切符で、昨日今日と、福岡→熊本→鹿児島→宮崎→大分→ふくおk...と

長崎、佐賀を除く5つ(正確には佐賀県も通過したので6つ)の県を巡ってきた。老体

にはかなりの強行軍だった。




だからどうなるというものでもないが、最早儀式と言うか精神安定剤のようなものだ。

小学校時代の友人にも無理を言って旧称「西鹿児島」駅前で一杯付き合ってもらった。

T君本当にありがとう。







鉄道

2015年8月28日金曜日

祖母の教え、友の教え

№454
今は亡き祖母の深い考えを理解できずに反発してしまった小学生の自分。

もう四半世紀以上も会っていない大学時代の友人の正論を、理解できずに

距離を置いてしまった若かりし自分。

時は戻らないが、それぞれに面と向かって話せるものなら伝えたい。

「あなたが正しかった。私が浅はかだった」と。

(H28.1.30追記)
祖母は、生前、会社名のイニシャル化をひどく嫌っていた。毎回話に出てきたのは

石川島播磨重工⇒IHIの事例だった。「何で略すかねぇ、それでかっこええとでも

思うんかねぇ」といった類の愚痴だったと思う。

同様に「NHK(日本放送協会)」の名称もよく槍玉にあげていたが、こちらは各番組

そのものは視聴していたように思う。

ただし、当事彼女は「いなぁちけー」と発音しており、私は老人とか地方特有の訛りかと

とらえていたが、もしかしたら何らかの皮肉を込めていたのかもしれない。

故人に尋ねることも最早叶わないので、これはあくまでも想像でしかないが。

「手のひらを太陽に」

№453










合唱曲
童謡・唱歌
アンパンマン
やなせたかし

2015年8月26日水曜日

2015年8月25日火曜日

酔狂

 いい響きだ。本来蔑みのニュアンスが多分に入った言葉かもしれないが、私は前向きに捉える。

№448

「里の秋」

№447

静かな静かな 里の秋

  お背戸に木の実の 落ちる夜は

  ああ母さんと ただ二人

  栗の実煮てます いろりばた


明るい明るい 星の空

  鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は

  ああ父さんの あの笑顔

  栗の実食べては 思い出す


さよならさよなら 椰子の島

  お舟にゆられて 帰られる

  ああ父さんよ 御無事でと

  今夜も母さんと 祈ります

童謡・唱歌

「主人は冷たい土の中に」

№446

童謡・唱歌

「みかんの花咲く丘」

№445

みかんの花が 咲いている

思い出の道 丘の道

はるかに見える 青い海

お船がとおく 霞んでる


黒い煙を はきながら

お船はどこへ 行くのでしょう

波に揺られて 島のかげ

汽笛がぼうと 鳴りました


何時か来た丘 母さんと

一緒に眺めた あの島よ

今日もひとりで 見ていると

やさしい母さん 思われる

童謡・唱歌

「トロイカ」

№443


雪の白樺並木

夕日が映える

走れトロイカ

ほがらかに

鈴の音高く 


響け若人の歌

高鳴れバイヤン

走れトロイカ

かろやかに

粉雪蹴って

走れトロイカ

かろやかに

粉雪蹴って 


黒いひとみが待つよ

あの森越せば

走れトロイカ

今宵は

楽しいうたげ

走れトロイカ

今宵は

楽しいうたげ

童謡・唱歌

2015年8月24日月曜日

「燃えろよ 燃えろ」

№442

もえろよ もえろよ

炎よ もえろ

火のこを 巻き上げ

天まで こがせ


照らせよ 照らせよ

真昼の ごとく

炎よ うずまき

やみ夜を 照らせ


もえろよ 照らせよ

明るく あつく

光と 熱との

もとなる 炎


童謡・唱歌

「雪祭り」

№441

木枯らしの届かない 雪の中穴掘って

子供の雪祭り もち食って豆食って

汗ばむほどに 騒ぎ立て

春はまだかと 笛吹けば

躍り出す雪うさぎ 春をすぐ連れて来い


神棚に猫柳 火を囲み鍋囲み

子供の雪祭り 山おろし逃げてゆく

郵便屋さんが やって来た

花の便りは まだですか

風花にキラキラと 春がほら覗いてる


童謡・唱歌

2015年8月22日土曜日

話数毎の作画のブレ

№440

「テレビアニメ」が労働集約型かつ分業の中で生まれてくるシステムであった(現在

は知らない、観ていないから)以上は避けられない事象であったのが見出しの件だ。

それを「作画監督ごとの個性」と肯定的にとらえるか、本流の監督やスタッフの手に

よるものか否かで「当たり外れ」を判断するかは様々な意見があるかもしれない。

しかし主として「三文字作画」の手による「作画崩壊」を是認できる方は、真にアニメ

好きの人たちの中にはおそらくおられないと思う。

対極として、ある意味理想的な製作環境(全話を通して総監督=作画監督である

安彦良和氏の直轄で世に送り出された)であった「巨神ゴーグ」などは稀有で

贅沢な作品と言えるかもしれない。

「峠のわが家」

№439

童謡・唱歌

「朧月夜」

№438

菜の花畠に、入日薄れ、

見わたす山の端(は)、霞ふかし。

春風そよふく、空を見れば、

夕月かかりて、にほひ淡し。


里わの火影(ほかげ)も、森の色も、

田中の小路をたどる人も、

蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、

さながら霞める 朧月夜。

童謡・唱歌

「サラマンドラ」

№437

夢追いて 破れるならば それもまたよし

そりゃあ戦う以上は勝てるに越したことはない。

己の信念、社会正義の実現、凶悪犯罪の根絶、等々日本の子供達の明るい未来を切り開くためには

その場凌ぎの妥協などできない。

いかに分が悪くても敗色が濃厚(邪悪が優勢)であっても、

やはり「男なら、負けるとわかっていても戦わねばならない時がある」のだ。 厳然として。

№436

2015年8月21日金曜日

デスバード444

№444



松本零士

図書館に 寄らば土砂降り 濡れ鼠

こういうところも、去年の今頃から全く進歩していない。

逆にもう雨合羽を着るのさえ億劫だ。

濡れなば濡れよ。乾かば乾け。

№435

「ふるさと」

№434


兎追いし かの山

小鮒釣りし かの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと


いかにいます 父母

恙つつが 無しや友垣

雨に風につけても

思い出ずる ふるさと


こころざしを 果たして

いつの日にか 帰かえらん

山はあおきふるさと

水は清き ふるさと

童謡・唱歌

「ねむの木の子守唄」

№433

ねんねの ねむの木 眠りの木

そっとゆすった その枝に

遠い昔の 夜(よ)の調べ

ねんねの ねむの木 子守歌


薄紅(うすくれない)の 花の咲く

ねむの木蔭(こかげ)で ふと聞いた

小さなささやき ねむの声

ねんね ねんねと 歌ってた


故里(ふるさと)の夜(よ)の ねむの木は

今日も歌って いるでしょか

あの日の夜(よる)の ささやきを

ねむの木 ねんねの木 子守歌

童謡・唱歌

「ゆりかごの歌」

№432

揺籃(ゆりかご)のうたを

カナリヤが歌うよ

ねんねこ ねんねこ

ねんねこよ


揺籃のうえに

枇杷(びわ)の実が揺(ゆ)れるよ

ねんねこ ねんねこ

ねんねこよ


揺籃のつなを

木ねずみが揺するよ

ねんねこ ねんねこ

ねんねこよ


揺籃のゆめに

黄色い月がかかるよ

ねんねこ ねんねこ

ねんねこよ

参照元
童謡・唱歌

「夏の思い出」

№431

夏がくれば 思い出す

はるかな尾瀬 遠い空

霧のなかに うかびくる

やさしい影 野の小径

水芭蕉の花が 咲いている

夢見て咲いている水のほとり

石楠花色に たそがれる

はるかな尾瀬 遠い空



夏がくれば 思い出す

はるかな尾瀬 野の旅よ

花のなかに そよそよと

ゆれゆれる 浮き島よ

水芭蕉の花が 匂っている

夢みて匂っている水のほとり

まなこつぶれば なつかしい

はるかな尾瀬 遠い空

童謡・唱歌

「七つの子」

№430

烏 なぜ啼くの

烏は山に

可愛い 七つの

子があるからよ


可愛い 可愛いと

烏は 啼くの

可愛い 可愛いと

 啼くんだよ


山の古巣へ

行って見てごらん

丸い眼をした

いい子だよ

童謡・唱歌

2015年8月20日木曜日

「夏の宵月」

№429


月の円さよ 今宵の明さ

護謨の葉越しの 燈の青さ。


嶋は宵月 宵からおじゃれ

かはい独木舟で 早よおじゃれ


今は宵月 夜ふけておじゃれ

浜はタマナの 花ざかり


忍び忍ばれ 夜ふけて来たが

今ぢゃ宵月 昼の虹


花で白いのは タマナに万年青

月に阿呆鳥 天の川


様かひとりか 埠頭の月に

ぽつり煙草の 火がついた


月の蕃瓜樹に 笛吹き上手

窓は四角の 青硝子

童謡・唱歌
参照元

夕されば / ほととぎす

№428

夕(ゆふ)されば 門田(かどた)の稲葉(いなば) おとづれて
   芦のまろやに 秋風ぞ吹く

           大納言経信(71番) 『金葉集』秋・183


解説



ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば
   ただ有明(ありあけ)の 月ぞ残れる

         後徳大寺左大臣(81番) 『千載集』夏・161


解説
童謡・唱歌

2015年8月19日水曜日

「砂山」

№427

海は荒海 向こうは佐渡よ

すずめなけなけ もう日は暮れた

みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ

暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり

すずめちりぢり また風荒れる

みんなちりぢり もう誰も見えぬ

かえろかえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて

すずめさよなら さよならあした

海よさよなら さよならあした

童謡・唱歌

「ジュピター」

№426


童謡・唱歌

「荒城の月」

№425


春高楼の 花の宴

巡る盃 かげさして

千代の松が枝 わけ出でし

昔の光 いまいずこ


秋陣営の 霜の色

鳴きゆく雁の 数見せて

植うる剣に 照りそいし

昔の光 いまいずこ


いま荒城の 夜半の月

変わらぬ光 たがためぞ

垣に残るは ただ葛

松に歌うは ただ嵐


天上影は 替らねど

栄枯は移る 世の姿

写さんとてか 今もなお

嗚呼荒城の 夜半の月

童謡・唱歌
解説

「この道」

№424

この道はいつか來た道、

 ああ、さうだよ、

あかしやの花が咲いてる。
 

あの丘はいつか見た丘、

 ああ、さうだよ。

ほら、白い時計臺だよ。

 
この道はいつか來た道、

 ああ、さうだよ。

お母さまと馬車で行つたよ。
 

あの雲もいつか見た雲、

 ああ、さうだよ。

山査子の枝も垂れてる。

童謡・唱歌
参照元

2015年8月18日火曜日

「椰子の実」

№423
再掲 

童謡・唱歌

「浜辺の歌」

№422

あした浜辺を さまよえば

昔のことぞ 忍ばるる

風の音よ 雲のさまよ

寄する波も 貝の色も


ゆうべ浜辺を もとおれば

昔の人ぞ 忍ばるる

寄する波よ 返す波よ

月の色も 星の影も


解説

2015年8月17日月曜日

「埴生の宿」

№421

埴生の宿も わが宿

玉のよそい うらやまじ

のどかなりや 春のそら

花はあるじ 鳥は友

おお わが宿よ たのしとも たのもしや

ふみよむ窓も わが窓

瑠璃の床も うらやまじ

きよらなりや 秋の夜半

月はあるじ むしは友

おお わが窓よ

たのしとも たのもしや
童謡・唱歌

レファレンス共同データベース


それがなぜわからんのだ?

まず自分、そして家族、親類、地域、そうした複合の中で国がある。

その存立基盤をないがしろにして「地球市民」的なお花畑論に逃避する者たちよ。

チベット、ウイグル、内モンゴル、東トルキスタンがどのような運命を辿ったか。

ブータンやフィリピン、インドネシアなどの真の意味での「アジア諸国」が今現在いかなる

侵略に直面しているか。国内外で起こる凶悪、猟奇、卑劣なありとあらゆる犯罪の背景について

テレビ、ラジオ、新聞しかなかった時代ならいざ知らず、何故自分で調べてみようとしない?

何故目を背けるのか?しっかりと現状認識をし、それに基づいた投票行動、消費者行動等

の立ち居振舞いをするべきだ。いや、我が子達も含めた日本の将来を担う若者達を窮地に陥れ

ないためにも、私達大人は現実から目を背けてはならない。それは人としての責務だ。

譲り合いでお互いの考えの違いにも寛容であって良いのは日本人同士の中だけだ。

過去の歴史に鑑み、国ぐるみで嘘吐き、サイコパス、侵略者である相手に阿ることは

己だけではない日本国民全てへの背信行為だ。国内外の、世界に散らばる邪悪とは毅然と対峙し

これを殲滅した後に基本的価値観を共有出来る国や民族とはいくらでも友好関係を結べば良い。

修好や通商条約を交わすも良し、自由貿易協定でも安全保障でも何でもいい。

合邦、連邦と双方の合意に基づいてやればいい。

とにかく優先順位を間違えるな。

レガシーメディア、とりわけテレビの言うことは全て疑え。昔の人が言われたように、洗脳の

ための装置「白痴箱」であることを認識せよ。出来れば観ないのが一番だかどうしても無理ならば、

必ず裏を取れ。

我が国のメディアと国民の現状を知りたいならば、是非とも映画「ゼイリブ」を鑑賞されよ。

あなた達が、愛する子供達(自分の子だけではない、甥も姪も地域の子供達も)の未来を

望ましいものにしていくためにも、賢明な判断をされんことを切に願う。

常在戦場、いつ死期を迎えてもいいよう、遺言のつもりで記す。

№420

怨嗟の呪詛

№419
怨んでも仕方ない。

呪っても甲斐はない。

憎んでも詮ない。

凡夫の私にできることなど何一つないのだ。

しかし、半世紀近い人生の中でたどり着いた信念と進むべき道はもはや揺らがない。

私が頑迷になっているのではない。寧ろ様々な情報、見解に触れて柔軟に転向したのだ。

故に、なりすましにかける言葉はないが、同族でありながら未だに盲目で外患に与する者共には怒りを禁じえない。

事実を知れば概ね纏まるはずの大局を見ずして、いまだ悪に阿る者たちに慨嘆する。

事実を冷徹に咀嚼し、日本国の、ひいては世界「人類」(鍵括弧を付けた心情をご理解いただきたい)

のために共に立ち上がってほしいのだ。一縷の望みは抱いている。それが消えれば呪詛の中で果てる

のみだ。

2015年8月16日日曜日

盂蘭盆会 縁を結ぶ 言の葉よ

№418
五七五は何よりも大切だ

わかる人にはわかる

なりすましにはわからない

語韻の意味するところ

しかと肝に銘じたい

2015年8月14日金曜日

広島へ

№417

山陽本線は全線複線電化の堂々たる幹線ではあるものの、随所にローカル線的な沿線風景を見せる。

山口県の駅部を除く殆どと広島県の山間部(白市とその前後)、岡山駅以東兵庫県西端部位までがそうだろうか。

山陽新幹線の開通により、元々の沿線人口が少ない地域ではオーバースペックとなっていたっていたり、

民鉄との競合(山陽電鉄〜神戸高速〜阪急乃至は阪神電鉄、広電宮島線)がない区間では、在来線の

運営がぞんざいになりがちだったりといったところか。

現在岩国を過ぎ、宮島口を過ぎた。途中下車して宮島航路に乗れば良かったかもしれない。

いつもこのルートに乗車する時には考えつつも出来ず仕舞いだ。何故なら宮島に立ち寄れば

おそらく3〜4時間は普通に費やすであろうから18乞⚫︎の自分としてはやはり躊躇してしまうからだ。

そうこういううちにもうすぐ広島駅だ。227系に巡り会えれば嬉しいのだが。

残念ながら伝統的な國鐵廣島のオレンジカラーだった。まあ、これから置き換えが進むので逆に

乗り納めかもしれないので存分に味わおうと思い直す。

廣島驛と軍港線への行き違いで新型を見かけたが一瞬の風のように走り去った。

某補給部隊隊長の赤毛の中尉のように。

機動戦士ガンダム

福岡県はでかいな...

№416

政令指定都市二つと、嘗て日本全国のエネルギー供給を一手に担っていた数多の産炭地

(惨憺との変換が始めに来るが、現状あながち間違ってもいない)、総人口約509万人、

某山陰県の8倍強である。

人口が多ければ偉いというわけではもちろんないが、はっきりと数値に出るとやはり重みがある。

私は今、鹿児島本線で西の政令市から東の政令市に向かっている。
そしてもう数十分で海峡を渡って本州だ。

打ちひしがれた心で、去年と同じことをしているが、それもやむなし。

2015年8月13日木曜日

「我は海の子」

№415



われは海の子
                      作詞 宮原晃一郎
                      作曲 不   詳

          1.我(われ)は海の子 白浪(しらなみ)の
           騒ぐ磯辺の 松原に
           煙たなびく 苫屋(とまや)こそ
           我が懐かしき 住家(すみか)なれ

          2.生れて潮(しお)に 浴み(ゆあみ)して
           浪を子守の 歌と聞き
           千里(せんり)寄せくる 海の気(き)を
           吸いて童と なりにけり

          3.高く鼻つく 磯の香(か)に
           不断(ふだん)の花の 香りあり
           渚の松に 吹く風を
           いみじき楽(がく)と 我は聞く

          4.丈余(じょうよ)の櫓櫂(ろかい) 操(あやつ)りて
           行手(ゆくて)定めぬ 浪(なみ)まくら
           百尋千尋(ももひろちひろ) 海の底
           遊びなれたる 庭広し       

          5.幾年(いくとせ)此處(ここ)に 鍛へ(きたえ)たる
           鉄より堅(かた)き 腕(かいな)あり
           吹く塩風に 黒みたる 
           肌は赤銅(しゃくどう) さながらに

          6.浪にただよう 氷山も
           来(きた)らば来(きた)れ 恐れんや
           海まき上(あ)ぐる
           たつまきも 起(おこ)らば起(おこ)れ 驚(おどろ)かじ

          7.いで大船(おおぶね)を 乗り出して
           我は拾わん 海の富(とみ)
           いで軍艦(ぐんかん)に 乗組みて
           我は護(まも)らん 海の国


           ※4番以降の歌詞について


童謡・唱歌
軍歌

2015年8月12日水曜日

北陸新幹線(敦賀-大阪)ルートについて①

№414

以前整備新幹線1(北陸)でも触れたが、その続報である。京都駅に乗り入れない不便はあるものの、私は断然若狭(小浜)ルートを推す。理由は色々あるが、一番は「競合路線を持つJR東海の影響力を排除する」の一点に尽きる。


H27.9.18  タイトルの誤り(敦賀ー金沢)を修正。







北陸新幹線「若狭ルートが主案」 与党・検討委委員長の高木毅氏
(2015年8月11日午前7時20分)
北陸新幹線敦賀以西ルートを議論するため、6日に初めて開かれた与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委員会は、若狭(小浜)ルートを優先して検証していくことで合意した。委員長を務める高木毅衆院議員に、今後の議論の進め方などを聞いた。 

 ―ルートで意見が違う委員がいる中、初会合の内容と雰囲気はどうだったか。 

 どの委員も、いいものをまとめていこうという前向きな姿勢だった。1973年に国が整備計画として決めた若狭ルートを「主案」、米原、湖西の2ルートを「副案」として検証していこうという思いは共有できた。 

 ―会合後の委員長会見でも「3ルート同時検証ではない」ということを強調していた。 

 過去に整備計画という重い決定をした。それが私たちの代でいきなり3線同格ということにはならない。委員の方から「副案でいいから、米原、湖西も検討してほしい」との話があったので「じゃあ、やりましょう」ということ。 

 ―ルートを決めるに当たって重要なことは。 

 線ではなく面で考え、北陸と関西が一体となってウインウインの関係を築けること。大地震などを想定し、東海道新幹線の代替機能を果たすなど、国土強じん化もポイントになる。国費を使うから、安くできる方がいいという理論もあるだろうが、会合ではコストや費用対効果だけで選ぶことは良くないという意見もあった。 

 ―米原ルートの場合、東海道新幹線のダイヤが過密なため、乗り換えの可能性が高い。 

 乗り換えは、北陸関西一体化の大きな支障にはなる。ただダイヤや、(JR東海とJR西日本の)運行システムの違いなど、検証は必要だ。 

 ―JRの意向を聞くべきだという意見も出たようだが。 

 着工の条件の一つであり、運行主体の意向は重要だ。ただ沿線自治体の意向も同様に重要だと感じている。 

 ―米原ルートを主張する人には、若狭ルートでは、中京とのアクセスが不便になることへ不安がある。 

 そこは北陸と中京が結ばれる手だてを考えれば良いという意見があった。 

 ―若狭ルートといっても、京都府内のどこを通るか決まっていない。 

 会合では舞鶴経由で京都市内を通るルートを提案した人もいたが、どこを通れば地元の理解を得て、最大の効果を生むのかが大事。府内のルートは、京都の皆さんの考え方が重くなるのではないか。





与党PT/北陸新幹線敦賀~大阪間早期着工へ本格協議/ルート選定中心に
2015年8月7日1面

 整備新幹線の未着工区間である北陸新幹線敦賀~大阪間の早期着工に向けて
ルートを選定するための本格協議が6日、自民、公明両党でつくる与党の
プロジェクトチーム(PT)で始まった。2022年度に金沢~敦賀間の開業が予定されて
いるのを踏まえ、早期のルート案決定を目指す。PTは、整備新幹線全体の
整備計画を協議している与党の「与党整備新幹線建設推進PT」(座長・稲田朋美
自民党政調会長)の下部組織として運営。自民党の高木毅前国土交通副大臣が
リーダーを務める。
 敦賀~大阪間のルートについては、関西7府県でつくる「関西広域連合」の提案
などを踏まえ、▽福井県小浜市などを通る「小浜ルート」(延長123キロ、概算建設費9500億円)
▽大津市などを通り京都駅東側で東海道新幹線に合流する「湖西ルート」(81キロ、7700億円)
▽滋賀県長浜市などを通り米原駅で東海道新幹線と合流する「米原ルート」(44キロ、5100億円)-
の3案が浮上している。国が1973年に決定した北陸新幹線の整備計画は小浜ルートで決まっているが、
整備新幹線のルート選定では、最新の建設コストや地元経済への効果を考慮して当初計画の
ルートが変更された事例も相次いでいる。今回もPTで最新の状況を勘案し、
最適なルートを探る。政府は敦賀~大阪間について、今月末の16年度予算概算
要求には関係経費は盛り込まず、工事中区間の建設費などを計上する方針だ。
PTは、金沢~敦賀間のうち、福井までの延伸について開業前倒し方策を16年度
予算要求までに政府に提言する予定だ。



「フリーゲージトレインは2022年度に間に合わない」。JR西日本社長が断言。米原ルートには及び腰
2015/02/21


JR西日本の真鍋精志社長は、2月19日の記者会見で、北陸新幹線への乗り入れ車両として開発中のフリーゲージトレインについて、2022年度の敦賀開業時までに「間に合わない」と断言しました。JR西日本が2022年度までのフリーゲージ開発が無理であることを明確にしたのは、これが初めてです。


また、米原ルートに関する問題点も指摘し、消極的な姿勢を示しました。

2025年度だって難しい

北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸開業は、従来は2025年度とされてきました。従来計画では、2025年度までにJR西日本がフリーゲージトレインを導入し、湖西線経由で敦賀から北陸新幹線に乗り入れることを想定していました。

ところが、政府・与党が、敦賀開業を3年前倒しすることを決め、開業時期は2022年度となりました。となると、北陸新幹線仕様のフリーゲージトレインの開発も3年早めなければなりません。真鍋社長は、それが無理であることを明言したわけです。

真鍋社長は、「技術的に確立するにはどんなにがんばっても10年かかる」と述べました。10年後とは2025年度、つまり従来の敦賀開業予定時期です。真鍋社長の発言を斟酌すると、「2025年度だって難しいのに、2022年度なんてムリムリ」ということでしょうか。

敦賀乗り換えが現実に

となると、2022年度に敦賀開業が実現した場合、関西~北陸は、敦賀駅で乗り換えになります。具体的には、大阪~敦賀が「サンダーバード」(あるいは「リレーつるぎ」などの名称)、敦賀駅ホーム対面で「つるぎ」に乗り継ぐ、という形が想定されます。

この場合、たとえば大阪~福井なら1度の乗り換えですみますが、松任や高岡のように新幹線の駅が設置されない在来線駅へは、2度の乗り換えが必要になってしまいます。

米原ルートの問題点も指摘

真鍋社長は同じ日の記者会見で、北陸新幹線米原ルートに関しての問題も指摘しました。東海道新幹線のダイヤが過密である、東海道新幹線と運行システムが違う、などの点を挙げたそうです。

湖西ルートや小浜ルートに関しては、「主体的にルートを決める立場にない」としました。主体的にルートを決める立場にない、といいながら、米原ルートに関してだけは問題点を列挙しているわけです。JR西日本は、以前から米原ルートに及び腰でしたが、最近は、「米原ルート阻止」という姿勢を鮮明にしてきたのでしょうか。

フリーゲージトレインのほうが有利

JR西日本が米原ルートを避けたいのは当然です。米原~新大阪間がJR東海になるので、JR西日本の収入が減るうえに、JR東海との兼ね合いで北陸新幹線のダイヤが自由に組めなくなるからです。

JR西日本としては、フリーゲージトレインさえ完成すれば、関西と北陸を直結できます。フリーゲージトレインなら新大阪駅でなく大阪駅まで乗り入れることもできますし、関西空港への直通列車を走らせることもできます。湖西線の採算性も高いまま維持できるでしょう。

そう考えると、米原ルートができるよりも敦賀止まりのほうが、JR西日本には都合がよさそうです。他のルートも含め新大阪まで新幹線ができるより、フリーゲージトレイン乗り入れのほうが有利とさえいえるかもしれません。

「敦賀止まりでいい」が本音?

フリーゲージトレインの技術はまだ確立していませんが、実用段階が視野に入ってきたのは確かです。全くの想像ですが、それを踏まえて、JR西日本としては、フリーゲージトレインを使った運行形態が、関西~北陸の最適解と判断している可能性があります。

表向き、JR西日本は「大阪までのフル規格」を求めていますし、実際に小浜、湖西のどちらかで新大阪まで完成すれば悪い話ではないでしょう。しかし、両ルートは実現可能性が低いのが現状です。そういう前提で「米原ルートになるくらいなら、できないフル規格を求めて、実質的に敦賀止まり固定」を狙っている、とも考えられます。

極論をいえば、米原ルートが完成してもフリーゲージトレインを使った湖西線直通列車を残すこともありえます。米原経由の新幹線も、湖西線経由の在来線も、大阪~敦賀の所要時間の差はそれほど大きくはなりません。大阪駅直通ならそのほうが便利、と考える利用者もいるでしょうから、「新在直通」の需要は残るでしょう。

わかりやすくいえば、北陸新幹線は敦賀で終わりでいいんじゃないの? というのが、真鍋社長の本音なのかもしれません。

旅行総合研究所タビリス


JR東海社長「米原ルート、困難」「大阪同時、無理」 北陸新幹線延伸とリニア開業
2015.7.7 12:00

JR東海の柘植康英(つげ・こうえい)社長は6日午後、北陸新幹線のルートが決まっていない敦賀-大阪間で、東海道新幹線の米原駅を経由する案に関し「列車密度から現状では困難」との認識をあらためて示した。大阪市での定例会見で述べた。

 敦賀-大阪間は3ルートが議論されており、米原ルートは関西広域連合が費用対効果の面から推している。柘植社長は「(ルート選定は)政府とJR西日本が主体となり検討する」と前置きした上で、数分間隔で運行している東海道新幹線への乗り入れは現時点では物理的に難しいとした。


 また、関西財界などが求めるリニア中央新幹線の大阪までの同時開業については「品川-名古屋間に最大の力を注いでいる。同時開業は物理的に無理だ」と述べた。

産経WEST

「小浜―京都」ルート検討 JR西、北陸新幹線延伸で新案


JR西日本が、北陸新幹線の未着工区間である敦賀―大阪のルート3案のうち、小浜(若狭)ルートの具体案として、福井県小浜市と京都市を通るルートを内部的に検討していることが29日、関係者への取材で分かった。京都を訪れる観光客の需要を取り込む狙いがある。


 小浜ルートは従来、小浜市から京都府亀岡市付近を通るルートが主に議論されてきた。新ルートは小浜市から南に向かい大津市付近を通り京都市に入るもので、小浜ルートを基にした変形版に位置づけられる。

 JR西社内での勉強会で複数検討したうちの一つで、新ルートを積極的に政府、自治体に提案するものではないという。


【 2015年08月29日 12時42分 】


巨大掲示板①

巨大掲示板②

(H27.9.13追記)

小浜ルート6130円 米原ルート9030円 北陸新幹線で福井県試算


北陸新幹線の未着工区間である敦賀-大阪の運賃・特急料金について、福井県は13日までに、ルート3案のうち、小浜(若狭)ルートが米原ルートより3千円ほど安くなるとの試算をまとめた。県によると米原ルートは走行距離が長く、JR西日本とJR東海の2社をまたぐため高くなるという。


 現行の特急サンダーバードの福井-新大阪は片道の指定席料金で6030円。福井県の試算では同県小浜市付近を経由する小浜ルートで6130円、琵琶湖東側を通る米原ルートは9030円となった。県は小浜ルートによる早期整備を求めている。琵琶湖西側を通って京都市に出る湖西ルートは試算しなかった。

 運賃は距離によって値段が変わるため、敦賀-大阪で約30キロ短い小浜ルートが安いとされた。

2015.9.13 15:38

産経WEST


巨大掲示板③


北陸新幹線、自治体間対立は激化?
ルート絞り込みへ協議本格化



北陸新幹線が金沢まで開通して半年になる。与党の検討委員会による未着工区間の敦賀―大阪ルートの絞り込みに向けた協議が本格化する。8月にはJR西が社内で小浜市と京都市を通る独自のルート案を検討していることが判明した。(以下ソースに続く)

2015年09月25日 07時25分 更新

[SankeiBiz]


県、新幹線米原ルート「困難」 リニア開業も過密ダイヤ

北陸新幹線敦賀以西の米原ルートについて県は二十五日、リニア中央新幹線の東京-大阪間開業後も、米原駅の過密ダイヤは解消せず、北陸新幹線の乗り入れは困難との見解を示した。さらに北陸線と湖西線はJRから経営分離されて並行在来線になることが予想され、特急「しらさぎ」と「サンダーバード」は廃止になる可能性が高いとし、米原ルート推進派をけん制した。(以下ソースに続く)
2015年9月26日

CHUNICI Web 福井

掲示板




石川県議会は「米原ルートに」 北陸新幹線で決議

石川県議会は2日、北陸新幹線でルートが未決定の敦賀-大阪を、琵琶湖東岸を通り米原で東海道新幹線に接続する米原ルート案に決定するよう国に求める決議を採択した。自民、公明両党などの賛成多数で可決した。

 決議は、2023年春を予定する金沢-敦賀の延伸開業後、中京圏、関西圏との往来は敦賀駅で乗り継ぎが必要となるため「交流が断絶する」と懸念。米原ルート案は総工費が安く、早期の開業が見込めるとして「より現実的なルートだ」と強調した。

 福井県議会は9月、同県小浜市から京都府内を抜ける小浜案を最適とする意見書を可決。ルート案は他に、琵琶湖西側を通る湖西案がある。JR西日本も小浜市と京都駅を通る案を検討している。

【 2015年10月02日 19時35分 】


掲示板


北陸―関西の移動は中京の4倍超 北陸新幹線ルートに影響も

関西圏と北陸3県を鉄道で移動する人(2013年度)は1日当たり約1万6500人で、中京圏の約4・3倍に上ることが国土交通省の調査で分かった。1973年の国鉄などの北陸新幹線調査報告書は「流動の多い北陸と近畿圏を短絡(米原ルートより短くつなぐ)できる小浜(若狭)ルートの方がすぐれている」と指摘していたが、当時より旅客流動数の差は広がっている。JR西日本も「北陸と関西の流動はかなり太い(多い)」(真鍋精志社長)との認識で、北陸新幹線敦賀以西のルート議論に影響を与えそうだ。

 ▽福井6・2倍

 国交省の旅客地域流動調査によると、13年度の関西圏(2府4県)と北陸3県の鉄道旅客流動は1日当たり約1万6500人。このうち福井県は7201人で、石川県は6155人、富山県は3155人。

 一方、中京圏(3県)と北陸3県は1日当たり約3800人。このうち福井県は1159人、石川県は1745人、富山県は901人となっている。3県ともに関西圏の流動の方が多く、福井県は中京圏の約6・2倍、石川、富山県ともに約3・5倍、全体では約4・3倍となっている。

 福井県議会の仲倉典克議長は「旅客流動が多い北陸と関西を、乗り換えなしで直結させるべきだ。北陸と関西の一体化につながる」と主張している。

 17日に会見したJR西の真鍋社長も、流動の多さや北陸とのつながりの強さから、大阪までフル規格で早期に直接つなぐことが「関西が活性化するための一大プロジェクト」と強調した。

 ▽若狭VS米原

 関西圏に直接つながる若狭ルートか、米原ルートかの議論は、若狭ルートでの整備計画が決まった73年当時から続いてきた。

 同年に国鉄と日本鉄道建設公団が作成した「北陸新幹線調査報告書」では、若狭と米原の両ルートを比較。福井市付近から大阪市に至る距離と所要時間については「小浜(若狭)ルートの方が約30キロ、10分短い」としている。

 また「北陸と近畿圏との旅客流動(1日当たり約2万1千人)は、北陸と中京圏との旅客流動(同約1万1千人)の約2倍」などを挙げ「総合的に検討した結果、(中略)小浜ルートを選定した」と結論付けている。

 ▽特急運行は?

 8月から始まった与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)のルート検討委では「中京とのアクセスを考え、米原ルートを考えるべきだ」とする意見も出た。

 ただ米原ルートになった場合、複数の関係者は「名古屋―米原の短い距離で、JR西が特急を走らせることは考えにくい」と指摘。つまり中京と北陸を行き来するには、北陸と東海道の新幹線乗り換えが必要になるとみる。この場合、新幹線の名古屋―米原はJR東海、米原から北陸方面はJR西と運行主体が変わるため、新幹線の特急料金が割高になる可能性が高い。また笹岡一彦県議は「米原ルートなら、大阪と北陸を直接つなぐ特急もなくなるだろう」と危ぐする。

 一方、若狭ルートならどうか。ある県議は「名古屋―敦賀の特急は存続する可能性がある。特急運行は北陸新幹線と同じJR西であり、一体的なダイヤ編成も可能」と期待する。その上で「若狭ルートで大阪までフル規格でつなげ、(新幹線と在来線を直通運転できる)フリーゲージトレインで北陸と名古屋を結ぶのがベストでは」と提案する。

福井新聞(2015年9月18日)

北陸・信越観光ナビ


新幹線敦賀駅は8階ビルの高さに 在来線ホームとの距離200m

福井県議会は29日、新幹線・地域鉄道調査特別委員会を開き、北陸新幹線金沢―敦賀の早期開業などを議論した。理事者はJR敦賀駅に併設される新幹線駅の高さが8階建てビルに相当する地上24メートル、新幹線駅と現駅舎のホーム間の距離が約200メートルとなる見通しを示した。在来線との乗り換えを念頭に委員からは「利用者の利便性を十分考えた駅になるよう県として要望を進めてほしい」と指摘があった。

 山田庄司委員(希望ふくい)が現在のJR敦賀駅と新幹線駅との距離について質問。鉄道建設・運輸施設整備支援機構の計画を基に理事者が新幹線駅構内のレールの高さ、新幹線駅と現駅舎のホームの距離(ホーム中央地点)を説明した。

 県によると、新幹線は敦賀駅の福井方面側で、国道8号バイパスをまたぐルート設定のため、駅構内のレール位置を低くすることができないという。福井駅の場合は地上約8メートルだが、敦賀駅はその3倍の高さになる。

 国土交通省やJR西日本は現在、北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて北陸ルートにレール幅の広い新幹線と狭い在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT)を導入し、敦賀―大阪は乗り換えなしとする計画。県などが求める金沢―敦賀の工期3年短縮にFGT導入が間に合わなかった場合は、新幹線と特急列車のホームを対面式にするなどして乗客の負担軽減を図ろうとしている。

 ただ新幹線駅から、小浜線や関西・中京方面に向かう普通列車、敦賀開業時にJR西日本から経営分離される並行在来線(福井方面)に乗り換えようとすると現駅舎まで移動する必要がある。

 理事者は、駅構内の動線は機構が今後国に対して行う認可申請の中で決められるとして「スムーズな乗り換えが出来るよう強く求めていく」との考えを示した。

 工期短縮については、年末の予算編成に向けて政府、与党の作業部会で財源確保策の議論が始まったのを受け、笹岡一彦副委員長(自民党県政会)が「(予算編成に影響力がある)官邸と財務省に対する要請を強化すべき」と提案。東村健治総合政策部長は「県単独でも官邸、財務省への要請活動は力を入れていく」と応じた。

福井新聞(2014年9月30日午前7時00分)



三江線廃止問題は、鉄道事業の「選択と集中」が引き起こした


三江線廃止?」を始めとした赤字ローカル線の問題が主題だが「選択と集中」という観点から北陸新幹線にも触れられており、興味深かったのでリンクさせていただいた。




JR西、新幹線好調で一時金支給…最高5万円


 JR西日本は8日、冬のボーナスとは別に最高5万円の一時金を12月以降に支給することを明らかにした。
 今年3月に延伸開業した北陸新幹線や、全線開業40年を迎えた山陽新幹線の業績が好調なためだ。

 支給対象は、契約社員を含めた約3万人。グループ会社を除く社員が5万円、契約社員が3万円となっている。こうした一時金は、1995年に阪神大震災の早期復旧に尽力したとして支給された例などがあるが、異例だ。JR西は「旅客の満足度アップに貢献した社員の努力に報いたい」としている。

 JR東日本と共同で運行する北陸新幹線は、首都圏や関西からの旅行客が想定を上回ったほか、外国人客も多く、開業から半年で累計482万人(糸魚川―上越妙高間)が利用した。15年度の運輸収入の予想を当初の300億円から435億円に上方修正した。

 山陽新幹線も、旅行を楽しむシニア層やビジネス客の利用が伸び、4~9月の運輸収入が前年同期比6・4%増の1964億円となり、上半期で過去最高を記録した。


2015年12月09日 07時43分 YOMIURI ONLINE 

北陸新幹線も延伸開業後益々活況を呈しているようでまずはお祝い申し上げたい。



「ホネホネロック」

№413

2015年8月10日月曜日

ゴールドフィンガー / Goldfinger

№412








Goldfinger 
He's the man, the man with the Midas touch 
A spider's touch 
Such a cold finger 
Beckons you to enter his web of sin 
But don't go in 

Golden words he will pour in your ear 
But his lies can't disguise what you fear 
For a golden girl knows when he's kissed her 
It's the kiss of death ... 

From Mister Goldfinger 
Pretty girl, beware of his heart of gold 
This heart is cold 

Golden words he will pour in your ear 
But his lies can't disguise what you fear 
For a golden girl knows when he's kissed her 
It's the kiss of death ... 

From Mister Goldfinger 
Pretty girl, beware of his heart of gold 
This heart is cold 
He loves only gold 
Only gold 
He loves gold 
He loves only gold 
Only gold 
He loves gold 

007第3作



007 James Bond


父帰る

№411
菊池寛の戯曲。10年ほど前に読んだが、長男に感情移入してしまった。

今なら「父」の気持ちもわからないでもないが、それでももう少し済まなさそうにしたり、何らかの

償いがないと、20年棄て置いていた「元家族」の元におめおめとは帰れないと思う。

2015年8月9日日曜日

2015年8月8日土曜日

みつばちマーヤの冒険 / Maya the Bee / Die Biene Maja und ihre Abenteuer

№409



ドイツの児童文学作家ワルデマル・ボンゼルスWaldemar Bonsels、1881年2月21日 - 1952年7月31日)の1912年の作品。日本では昭和50年(1975年)にテレビアニメ化されている


リアリティ溢れる作画の中で帽子とリボンがなんだかシュールで逆に可愛い。



岩波文庫の小説タイトルは「蜜蜂マアヤ」。