№283
ル「とっつあん どうする?見ちまった以上 後戻りは出来ねえぜ」銭「わかっておる!警察官の血がうずくわ」
「ルパン三世 カリオストロの城」から
そう、見てしまった以上、知ってしまった以上、もはや後戻りは出来ないのだ。
残念ながら(?)私は警察官ではないが、この世の巨悪に立ち向かう決意を固めた
蟻の内の一匹だ。このまま踏み潰されるかもしれない。激流に呑まれるかもしれない。
しかし、ご先祖様達も、時には天災で、時には疫病で、あるいは戦争で、また自身や一族
の名誉を守るための切腹、祖国と有色人種の尊厳を賭けて特攻で死を遂げられるといった
先達の尊い犠牲の積み重ねによって子孫に「日本」という世界に誇れる素晴らしい国を残して
いただいた。今また病魔に蝕まれた我が国ではあるが、インターネットというゼイリブの
サングラスをかけてしまった以上、後世に禍根を残すことが明白な悪性腫瘍をこのまま見過ごす
ことは出来ない。
幸か不幸か、それまで潜在していた敵が表立ってあからさまな敵意を示してくれた
お蔭で、自分の立ち位置をはっきりとさせることが出来た。旗色はこれ以上ないくらい
鮮明だ。
しかしながら、現状は、進路をバリアで誘導され、後方にはガス状生命体、前方には
灼熱のアルファ星の業火、まさに絶体絶命の宇宙戦艦ヤマト状態。いいさ、四面楚歌
に追い詰められても一寸の虫にも五分の魂のあるところを、火事場の馬鹿力か
窮鼠猫を噛むかわからないが、万策を尽くしてみせる。見ておれ悪の手先ども。
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