最初CMか何かで使われていた折りには、いい曲という感想を持ったが、そのドロドロした背景、
有体に言えば「不倫」とか「横恋慕」とか「略奪婚」とかいう背景を聞くに及んで、一気に嫌悪感が増した。
更に後奏のくどいくらいの長さからがそれに拍車をかけている印象を与えた。
だが、ミュージシャンに限らず、よく言えば漱石の「こころ」とか「それから」のような、最近の話で言えば
嫌でも耳に入ってくる正に「下衆の極み」的な人間の暗い情念の発露がこの曲なのだろう。
まあそれでもこの曲を含めて「デレク・アンド・ザ・ドミノス」の二枚のアルバムは今でも名盤だとは思う。
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