2015年1月12日月曜日

LRT(Light Rail Transit)の普及を願う

№239
次世代の路面電車として脚光を浴びてから久しいものの、まだ実際には全国

各地にひろがっているという状況でもない。半世紀前からのモータリゼーション

の荒波で、どんどん悪者にされ廃止に追いやられた全国の路面電車の中で、

辛うじて残った路線に、新型の低床車両を導入したところがそう呼ばれている

ような実情である。ただ、路線の延伸や一から新規で敷設を検討している地域

も多いので、うまく立ち上げられた成功事例があれば、我も我もと導入が進む

ことが期待できるかもしれない。

だから富山市と地鉄にはそういう呼び水になってもらえるよう特段の期待を寄

せたい。

日本におけるLRT導入計画・構想


LRT導入を検討 八王子市、市単独事業で整備
2016.1.26 07:02 産経ニュース  


 八王子市の石森孝志(たかゆき)市長は25日、同市南東部に広がる多摩ニュータウン地域とJR八王子駅を核とする市中心部を直結する新交通システムとして、市単独事業でLRT(次世代型路面電車)導入を検討する意向を明らかにした。

 ニュータウン地区と市中心部の移動は、京王相模原線とJR横浜線を橋本駅(相模原市緑区)で乗り継ぐ形が一般的。

 市ではこれまで多摩都市モノレールが多摩センター駅から八王子方面へ延伸(約17キロ)されれば、両地区を直結して一体的なまちづくりが可能になるとして、昨年6月に官民共同で「整備促進協議会」を設置するなどして延伸を目指してきた。

 しかし、国土交通省の交通政策審議会が今年度中にもまとめる「東京圏の都市鉄道のあり方に関する答申」に延伸が盛り込まれるかは未定で、関係者には「早期実現は難しい」との見方が強く、引き続き延伸を働きかける一方で、「市が主体的に動ける対応」を模索することにした。

 モノレール延伸のための路線は同市内分約12キロのうち「6割以上の用地、道路を確保できている」ことから、同路線にLRTを通すことが可能かどうか、来年度から検討する。


 LRT導入には百億円単位のコストがかかるとみられ、経費圧縮のため、2台のバスをつないだような連節バスによる高速輸送システム(BRT)も検討対象になりそうだ。







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