2016年9月13日火曜日

パロディ(英語: parody、ギリシア語: παρωδια)は、

現代の慣用においては他の芸術作品を揶揄や風刺、批判する目的を持って模倣した作品、あるいはその手法のことを指す。 

by 調布市民さん

突如として、謎のチュウチュウ人類の侵攻が始まった!
ノビタ、スネオ、ジャイアンの3人は究極のマシン"猫ガッターロボ"に乗り込み、敢然と立ち向かう。
熱血巨編アクション!

突如として、謎のハチュウ人類の侵攻が始まった!
りょう馬、隼人、武蔵の3人は究極のマシン"猫ガッターロボ・ギャアーク"に乗り込み、敢然と立ち向かう。
熱血巨編アクション!
※「ゲッターロボ・アーク」と「猫ガッターロボ」無印の逆(石川絵→藤子絵)を掛けた表題なのだと思われる。
左下のてんとう虫マーク?がウザーラになっているところも芸が細かくて感心させられる。

 この手の組み合わせパロディは、各々の元作品への造詣、深い愛着が前提で、かつ組み合わせのバランス感覚が肝要だと思う。以前に触れた「ゲッターパンマン」と同様、そうした構成が大変秀逸で、かつ元作品への愛に溢れた傑作だと思う。多分双方の作品を一定程度読んだ方でないと、このパロディの面白さはわからないだろうと思う。
 あと一点、作品中で残念だったのは「さいご」にあてる漢字の用法だ。前にも触れたが、人の死にかかる意味での「さいご」は、漢字では「最期」だ。「最後」は言葉通り「最も後」という意味だ。 手元の石川賢先生のコミック(大都社版)ではちゃんと「これがムサシの最期だ」と正しく表記されている。




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